株式会社日本カーゴエキスプレス
JAPAN CARGO EXPRESS CO., LTD.
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その他の刊行誌

2006年(平成18年)8月号 会社訪問記172
便利な"荷物のコンビニ"「パックメール」東京1号店   
西新橋にオープン!

◆ワンストップで請け負う

 西新橋に本社を構える(株)日本カーゴエキスプレスは、航空貨物輸送やトラック輸送に宅配便、梱包サービスなどを加えた航空部、商品の保管やカタログ発送代行などを行うシステム流通部、ダンボールや物流機材等の販売を行う包装資材部、メール室運営などを行うメール事業部の4つの事業を展開している。
 創業者(故・鈴木唯男氏)の後を継いで平成7年、代表取締役社長に就任した鈴木隆志氏は、現在の事業コンセプトについてこう語る。
「たとえば企業の総務部が荷物を発送するときに、宅配便は○○に、トラック便は○○に、バイク便や海外便はまた別に……というのは、大変な手間がかかります。なおかつその担当者が休んでしまうと、どこへ出していいのかわからない。それでは困りますよね。その点、私どもは『あらゆる輸送ニーズにワンストップサービスで対応する』ことを基本コンセプトとしていますから、お客様としてはすべての荷物の発送を、日本カーゴひとつの窓口で済むわけです」
 また、「他社には出来ないものを開発し、他社が大変だなと思う仕事を請け負う」という鈴木社長のチャレンジ精神も、同社の強みとなっている。例えば、包装資材部で開発した生花専用フラワーリブロングシートもそのひとつ。これは中越パルプ工業と共同開発した特殊シートで、花の鮮度が保たれる全農指定資材として、花き輸送で好評を得ている。

◆地元に貢献する第一歩

 5年前から始めたメール室業務代行サービスは、顧客企業に日本カーゴのメールスタッフが常駐し、メールや宅配の集約管理などの総務付帯業務を担うもので、現在、都内30か所でこの業務を請け負っている。三井物産本館内(大手町)の一括集荷システムもそのひとつで、企業のリスクマネジメントにも貢献できるメリットがある。
昨年7月、個人情報に関するセキュリティーレベルを向上させるため、プライバシーマークの認証を取得している。
 いくつもの得意分野を持つ同社だが「地元のお客様が少ないのが当社のウィークポイント」と鈴木社長は言う。そのため、「当社のサービスをもっとアピールして、芝法人会の皆さまにもぜひ利用していただきたい」というのが願いだ。
 また、今年9月、西新橋に出店予定のパックメール。この店舗は梱包&発送を中心とした、いわば荷物のコンビニエンスストア。同社では米国にある本部とフランチャイズ契約を交わし、名古屋、大阪に続いて、西新橋店が東京1号店となる。「この新しいビジネスを、ぜひ皆さまにご認識いただきたいというのが当座の目標です」と鈴木社長は意気込む。

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