株式会社日本カーゴエキスプレス
JAPAN CARGO EXPRESS CO., LTD.
本社:
〒105-0003
東京都港区西新橋1-20-9 TSRビル4階
TEL:03-5251-1021(代表)
FAX:03-5251-1010

日刊航空貿易

2006年(平成18年)9月14日
●日本カーゴエキスプレス

「パックメール東京店」あす開店
物流のコンビニエンスストアに

日本カーゴエキスプレスはあす15日、都内港区西新橋に「パックメール東京店」を開設する。米国を中心に世界で450店舗の物流コンビニエンスストアを展開するパックメール社(本社=米コロラド州デンバー)と提携して開設するもの。

東京店を窓口に梱包や発送、流通加工業務など物流に関する諸業務をワンストップで提供する。
仕向地は国内外を問わず、引っ越しなどにも対応する。日本カーゴエキスプレスは、今回の東京店を皮切りに物流コンビニエンスストアの多店舗展開を目指す。
同社は、航空貨物輸送や流通加工、メールサービス、倉庫・保管など物流事業全般を展開する中、個人の顧客に関しても、あらゆる物流・輸送ニーズに丁寧に応えることができる新規事業を模索してきた。今回、米国で梱包と発送のコンビニエンスストアを展開する独立系企業、パックメール社と提携し、東京店開設に至った。同時に本社内に「パックメール事業部」を立ち上げた。
東京店では、利用者から持ち込まれた、もしくは集荷した貨物の梱包や発送とともに、受注・在庫管理、ピッキングなどの流通加工業務を手がける。梱包資材の販売や私書箱レンタル、オフィスサポート(封入作業、定期刊行誌・カレンダー・ダイレクトメール発送など)も行う。OA機器や美術品、家具、割れやすいガラス製品、陶器製品なども取り扱う。
貨物取扱に際してのオペレーションは、日本カーゴエキスプレスが手がける。また、パックメーノ社はフェデラルエクスプレスやユナイテッドパーセルサービスとパ−トナー関係にあり、海外発送に際しては、これらネットワークを活用する。パックメールのブランドのもと、外資系企業や大使館関係者などのニーズにも対応する。
日本カーゴエキスプレスの鈴木隆志社長は「新しい物流の切り口として国内、海外向けを問わずに、利便性と物流ノウハウを高いレベルで提供したい」としている。多店舗展開を視野に入れており、2年後をめどに3〜5店舗の開設を目指す。
パックメール東京店の住所、連絡先は次のとおり。住所:〒105−0003 東京都港区西新橋2−38−3/電話:03−3134−7591/FAX:03−3434−5015/URL=http://www.pakmail-tokyo.com/

2005年(平成17年)4月25日  航空貿易最前線
      国内新潮流(28
●日本カーゴエキスプレス 流通加工業務を展開
     販促品やカタログ、文具など システム流通部

■江戸川臨海町に拠点

日本カーゴエキスプレスは、本社を港区西新橋に構える。システム流通部のほか、航空部、包装資材部、メール事業部、営業部の各部門がある。同社は昨年夏、プライバシーマークを取得した。システム流通部は、東京都江戸川区臨海町の東京急送倉庫ビルの5階と6階に施設および事務所を構えている。

■繁忙期には50〜60人も

事務所を含む倉庫面積は、2フロア−合計で約2,000m2。また、1階部分を共用スペースとして活用しており、発送および入庫、一時保管スペースとして利用している。システム流通部の陣容は木下賢司部長をはじめ、社員が8人。さらにパート、人材派遣スタッフが加わる。繁忙期には50〜60人が作業に携わる。ちなみにシステム流通部の近郊、江戸川区南葛西には包装資材部が施設を構えている

■流通加工から配送まで

システム流通部の事業内容は、貨物の保管から流通・物流加工、配送など。企業のキャンペーンにともなる販促品や、カレンダー、ポスターなどを扱うほか、CDやDVDなどの音響・映像関連、海外から輸入された文房具の保管、加工、配送なども手がけている。顧客の指示に従い、梱包や包装、ラベル貼付などの流通加工から配送までを行う。配送手段は自社便に加え、複数の宅配会社を活用する。CDやDVDの配送などでは、メール便も活用する

■比率の高まる文具・DM

取扱貨物はB2Bが7割、B2Cが約3割といった水準。以前はカレンダーの取り扱いが最も目立っていたが、最近では文具関連やダイレクトメール(DM)の取扱比率が増加しているという。繁忙期は9月から年末にかけてと入社や入学シーズンを前にした3月の年度末。貨物の仕向地は全国各地。配送は陸上輸送がメインだが、一部に航空活用のケースもある

■オールラウンド・プレイヤー

「1人のスタッフが顧客対応から営業、事務、倉庫作業までオールラウンドに仕事をこなしていることが特徴です」と木下部長は語る。「一連の業務を把握していることで、問い合わせへの対応もスムーズになります」と説明を加える。


  ---------------------------------------------------------------------

2003年(平成15年)5月17日号 航空貿易最前線!  
      国内貨物最前線(124)
  ● 日本カーゴエキスプレス 航空センター
       航空物流のハブ機能を担う 
         物流の川上を押さえ事業拡大NEW!

■1964年事業開始

日本カーゴエキスプレスは、本社を東京・西新橋(港区)に置く。航空部、システム流通部、包装資材部、メール事業部、営業部の各部門がある。1964年に航空貨物輸送事業を開始。企業のメールバッグ輸送に強みを発揮しながら、国内航空貨物輸送を軸に業務展開している。拠点は航空センター(港南営業所)のほか、新橋営業所(西新橋)、横浜営業所(中区)、バイク便部(西新橋)、江戸川営業所(南葛西)がある。

■ハブ機能

航空センターは、航空物流のハブ機能を担っている。東京・品川区港南5丁目に拠点を構え、社員7人、協力会社スタッフ(ドライバー)24人の体制。車両は自社車両8台(4d1台、2トン3台、1トン3台営業車1台)に、協力会社の車両が加わる。営業エリアは品川区や渋谷区、大田区、新宿区、目黒区。営業所の1階部分がオペレーションエリア、2階部分が事務所および保管スペースと なっている。

■ドキュメントなど

オペレーションのスケジュールをみていくと、午前中は羽田取り降ろし貨物の都内中心部への配送、午後は集荷・仕分け・羽田空港への搬入業務を手掛 けている。北海道から九州まで、全国で発生する貨物を取り扱っており、内容はドキュメントや精密機械、パソコン (本体・ディスプレー、レンタル需要に伴う引き取り)一など。宅配やバイク便も駆使して顧客二一ズに対応している。また、国際エクスプレス業者との提携のもとで、国際宅配貨物も一部扱っている。

■貴重品輸送も

貴重品輸送サービスのメニューも取りそろえている。今年4月1日に本格施行された個人情報保護法に伴う関連輸送への対応も可能だ。同時に現在、会社と してプライバシーマークの取得を進めている。

■川上を押さえる

「他部門との連携で、流通や包装などを絡めたトータル物流を提供できることが強みです」と語る伊藤三起男センター長。包装・梱包から保管まで物流の川上を押さえることで事業拡大を図っていく方針 だ。さらにオーダーメードサービス、顧客の二一ズに合った サービスの提案を軸に、きめ細かいサービスを提供していく。


  ---------------------------------------------------------------------

2002年(平成14年)10月26日号
  航空貿易最前線!  国内貨物最前線(102)
  ● 日本カーゴエキスプレス
    企業総務部門のニーズに対応  輸送を軸に周辺事業を展開 

■自社拠点と3PL

本社を都内港区西新橋に構える。1964年に航空貨物輸送事業を創設し1968年7月に現在の社名となった。企業のメールバック輸送 に強みを発揮しながら、国内航空貨物 輸送を軸に業務展開している。組織的 には航空部、システム流通部、包装資材部、メール事業部、営業部がある。社員は60人、全体スタッフ数は200人。車両は1d車を中心に、軽自動車から2d車まで40台。

■総務部門の二一ズ

自社輸送ネットワークを生かして事業展開するとともに、一方では顧客の最適な輸送方法を提案するサードパーティロジスティクス(3PL)企業のメ リットを兼ね備えた物流事業を柱に掲げる。また、同社の事業展開で特徴的なのが、都内にオフィスを構える企業の総務部門から発生する二一ズ(例えば書類や、販売促進物などカタログ輸送、備品保管など)をサービスの対象としていることだ

■様々なモード

航空部は輸送セクションとしての役割。航空輸送だけでなく、航空貨物の集荷配達ネットワークを活用した形での陸上輸送、宅配、バイク便、トラックチャーター便、ハンドキャリーなど様々なモードを駆使して二一ズに対応する。拠点として、航空センター(港区港南)、新橋営業所(西新橋)、横浜営業所(中区)、バイク便部(西新橋)、江戸川営業所(南葛西)がある

■周辺事業を幅広く

システム流通部は葛西流通センター(江戸川区)を基点に、商品や備品の保管、こん包発送、ダイレクトメール発送、カレンダーこん包発送などを展開。包装資材部は「段ボール・包装資材のスペシャリスト」と して、段ボールやこん包・物流資材の販売を行う。メール事業部は、企業のビル内の貨物・書類などの物流を提案しているほか、大手企業メール室の一括受注も行っている。鈴木隆志社長は「どのサービスも、企業の総務部門担当者に喜ばれることを念頭に手がけています。そのうえで、輸送事業および周辺事業を幅広く取り込んでいくというスタンスです」と説明する

■国際物流にも力

「あらゆる二一ズにワンチャンネルで対応できる物流企業をめざしています」と鈴木社長。さらに、「これからは国鱗勿流にも力を入れていく方針です。現在、パートナーとして協力いただける企業を模索しているところです」と語る

ページトップへ