同システムは、日本カーゴスタッフがビルに常駐し、各部署から定時に荷物を集荷、一階の発送センターで物流会社に引き渡すというもの。業務時間は午前九時−午後七時。各階から発送センターまでの集荷手数料の一部を物流会社が負担する。
一個当たりの料金はサイズ、重量にかかわらず宅配便百二十円、バイク便が二百二十円となっている。 同システム開始にともない、物流会社が集荷のためにビル内に入ることは原則禁止となる。これにより委託者はリスク対応を強化でき、一方で、物流会社は集荷業務を軽減できるというメリットがある。
日本カーゴでは米国で起きた炭そ菌事件後、荷物検査機やマスク、手袋の装備など企業のリスクマネジメントにかかわる提案 に力を入れている。
ビル内集荷システムは三井物産で十三件目の受託となる。